「普段通り」「いつも通り」のレベルと成果の関係


「普段通り」「いつも通り」のレベルと成果の関係

kira_photo

From:吉良 洋

大阪オフィスより

 

随分以前に聞いた話・・・

 

かつてPL学園といえば、

日本中の中学から優れた選手が集まり、

高校野球界最強と言われていた時代があった。

 

最強といわれるPL学園も、

1回負ければ終わりというトーナメントの中では、

何度もピンチに立たされることがあった。

 

「ここで1本ヒットを打てるかどうかで勝敗が決まる」

という重大な場面、

そういう時に、PL学園の選手たちは、

よく胸元をギュッと握りしめていた。

 

胸にぶら下げたお守りを握りしめながら、

自分に語り掛けていた言葉は・・・

 

「よし!ここで必ずヒットを打つぞ!」

「絶対に打てる!」・・・ではない。

 

胸にぶら下げたお守りを握りしめながら、

自分に語り掛けていた言葉は・・・

 

「普段通り」「いつも通り」・・・という言葉。

 

余計な気合を入れる事や失敗しないように・・・

などと思うと、

途端に緊張して自分の力を発揮できなくなる。

 

だから・・・「普段通り」「いつも通り」

 

この話を聞いて感じた事は・・・

 

それだけの訓練を普段から積み重ねている事で、

自分に対する「自己信頼」がしっかりしているから、

その言葉で、自分を落ち着かせる事が出来たんだと。

 

普段の自分、いつもの自分が、ろくな訓練をせず、

自分に対する信頼がなければ、

「普段通り」「いつも通り」という言葉で、

自分を落ち着かせる事などできない。

 

営業にも同じことが言える。

 

営業はコミュニケーションの延長にある。

そしてコミュニケーションの技術は、

性格やセンスで決まるのでなく、

「学習」と「訓練」で誰でも上達する事ができる。

 

普段から、あらゆる人間関係を通して

訓練を重ねていれば、

営業でお客様の前に出ても、

緊張したりこわばったりする事はなくなる。

 

愛する家族や親しい友人、

学生時代からの親友と話すのに

緊張するだろうか?

 

そんな親しい関係、

いつも顔を合わす同僚や知り合いと

コミュニケーションする時こそ、

「好意~質問~共感」を実践して、

より親しい関係、

より深い関係を創造する絶好の場面である。

 

いつ、だれとコミュニケーションする時でも、

そういう実践を重ねることで、

それが「普通」になってくる。

 

そういった日常の訓練で

「普段通り」「いつも通り」のレベルが上がってしまうと、

お客様を前にしても緊張する事も、

構える事も、こわばる事もなくなる。

 

そして「普段通り」「いつも通り」の

コミュニケーションを重ねる事で、

お客様の欲求を知り、

お役立ちできる人かどうかの見極めができるようになる。

 

営業の現場で、

普段やっていない事、普通に出来ない事、

または自分の力以上の事をしようとする時・・・

その不自然さが、変な空気や空間、

違和感を生み出す事となる。

 

普段親しく話せる相手、

信頼関係が出来ている相手と、

「好意~質問~共感」をしっかり意識して

コミュニケーションする事を

お勧めする。

 

久しぶりに話す旧友でもいい。

「好意~質問~共感」をしっかり実践して

旧交を温める事も、実にいいトレーニングになる。