人が自動的に行動するスィッチがあるとすれば・・・


人が自動的に行動するスィッチがあるとすれば・・・

甲田さん

From:甲田博之

大阪オフィスより

 

ある有名なヘッドハンターの話を聞きしました。

 

どの業界でも優秀な人材は、すでに

その会社でもキーマンとして必要とされています。

 

なかなか会社も手放しませんし、

ご本人も転職は考えていません。

 

ですから、優秀な人ほどヘッドハントは簡単ではありません。

しかし、その方の手にかかると実現してしまいます。

 

ヘッドハントはある意味「人を動かすプロ中のプロ」です。

 

では、どうやってそんな優秀な方の心を動かしているのか?

 

もし、皆さんでしたら、

自分の会社に欲しい人がいたら、どんなふうに誘いますか?

 

 

一般的には、

知り合いを探して声をかけてもらい、会食に誘って、

うちの会社ではこんなことやっているよ。

こんなことも将来やりたいと思っているよ!

こんなところがすごいよ!

などと、自分の会社がいかに良い会社か、面白い会社か

ということを熱心に話し、

もし、君が来てくれたら処遇は・・・などとほのめかす。

みたいな感じですかね!

 

実は、これは、一番やってはいけないことで、最悪のやり方。

裏を返せば、これで来るような人は、大したことがない人という訳です。

 

まず相手に語らせることなく、自分が夢語ってはダメ。

では、どうすればいいのでしょうか?

 

 

まず、その人のパーソナルストーリーを聞いてください。

幼いときから夢中になってやってきたこと、

高校のときどんな部活をやってきたのか、

どんなことに興味があったのか。

 

自分で選択できる高校生以上になってからのことは特に重要です。

 

大学はどこで、サークルは何を選び、バイトでは何をし、

そして、なぜ今の会社に就職したのかを聞くのです。

 

サークル一つとっても、いくつか選択肢のある中から、

それを選んだわけですから

その人の大事にしていることが見えてくる。

 

『会社を選ぶ』そのことには、

その人の価値がたっぷり入っているわけです。

 

このように、過去に目を向ければ、

その人が大事にしてきた『価値の連鎖』が見えてくるのです。

 

そして、その『価値の連鎖』の延長線上に、

君のやりたい仕事がきっと、この会社ならできるんじゃないかな、

ということを示せば、その人は勝手に動き出すのです。・・・・

 

 

ここに脈々と「人を動かす」ことの

原理と原則が流れていますよね。

 

ヘッドハンティングであろうが、

リクルーティングであろうが、

プロポーズであろうが、

営業であろうが・・・

 

ポイントは質問力です。

人はいろんな欲求や価値観を持っていますが、

その欲求や価値観は、いつどのようなプロセスで

できたのかはあまり自覚していません。

 

一つ一つ分かち合うように、

その人のことを尋ねるといことは、

その人間の中心を構成しているものを探求することでもあります。

 

そして人が思い通りに動こうとするスィッチを

発見することができるのです。